これまで、所謂伝統的な男女の役割分担に捉われず、私と夫は暮らしてきたと思う。
必要があれば夫は自分で夕食を用意するし、私は壁に釘を打ち、棚を吊る。
子供が生まれたら、夫は子育てや家事をある程度は分担してくれるだろう。
でも子供を持つことで、夫が仕事上の岐路に立つことはない。
私はこれからも岐路に立つだろう。産む時、育てる時、2人目を考える時に。
私は夫と同じように教育を受けた(夫より高学歴ですらある)。
夫と同じように職業選択の機会を得た。
同じように働き、社会に貢献した。
同じように社会的制約から自由であり、不自由であった。
しかしここへ来て、夫と私が子供を持つ時、夫と私の状況は真っ二つに分かれる。
夫に恨み言を言っているわけではない。
「平等」や、「対等」ということは、一義的に考えることはできないということ。
私は、この妊娠を機に、人生への新しい向き合い方を知るかもしれない。
…文章で書いて考えると、少しは頭がすっきりする。
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